【お客様の声】Ikenoue(技術者)

【お客様の声】Ikenoue(技術者)

我々鈑金塗装において切っても切り離せないのがパテの存在。
パテ無し鈑金がそりゃ理想だがすべてそうは行くはずが無い、実際の修理に於いてはパテを上手く使う方がパテ無しよりかえって綺麗な仕上がりを見せる。
しかしこのパテが使い方や条件によっては一番問題を起こす原因なのですね。
ブリスター、パテ痩せの歪、環境問題、乾燥時間のロスetc,,, 最近この問題を解決に近づけてくれるのがこのラストホープさんのUVパテGlanz。
私は新しい商品を使うには必ず自身で実証しないと気が済まない、メーカーさんにも使用するまでは納得いくまで何度も問い合わせる。
自分の納得いく仕事をしたいから、自社のブランドを壊したくないからね。結果今の所パテはこれで決まりですね。さらに良いものを求めて日々精進です。

● 乾燥時間短縮、硬化剤無し、パテ痩せ無し、スチレン無し、塗膜のエッジを侵さない、エポキシ系なので水分を通しにくい。
● 欠点は少し高い、照射機が必要、広範囲には向いてない(照射機の範囲が狭い)目視が難しい、紫外線に注意。
● パテ付け後この範囲だと照射30秒~60秒で完全硬化します、従来のパテだと予備乾燥10分、本乾燥15分。
● パテを2回仕上げだと時間48分短縮になります。指数3.0の板金ならあと0.8鈑金時間にかけれます。結果綺麗な鈑金、技術向上につながります。
● トヨタ202ブラックで塗装し、その後70度20分で3回焼きました。その後約1ケ月半風雨にさらしました。
最終♯180ペーパーでパテ研ぎ、従来のパテでは痩せてペーパー目が見えます。これが見えないくらいです。
ブラックのパテ痩せや旧塗膜のスチレンで侵されたエッジは年月が経つと非常に目立ちます。
GLANZは殆ど痩せ艶引きはありませんでした。
● UVパテで最初戸惑うのがこのエッジ、感を掴むまで少し慣れが必要です。